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本多歯科ブログ

子どもの歯のむし歯

2017年06月9日(金)

『ランパントカリエス』と言う言葉を聞いたことはありますか?

う蝕多発症や汎発性う蝕(う蝕=虫歯)とも呼ばれる、子どもの歯に見られる広範囲にわたって虫歯になることを言います。

今回のケースは、5歳女児、上顎の広範囲にわたって虫歯が発生しています。上顎の歯は溶けてなくなり、下顎の歯と上顎の歯ぐきで噛んでいる状態です。おやつをたくさん食べるせいか、ご飯をほとんど食べないとのことでした。また、離乳ができておらず、寝る前などに授乳を要求しているとのことで、お子様の生活習慣とお母様の管理不足が原因となっているようでした。

 

ランパントカリエスの原因は?

糖分の取りすぎ、ブラッシング不足によってランパントカリエスになりやすくなります。

間食回数が多くなっていたり、仕上げ磨きを怠ったりすると、乳歯はすぐに虫歯になってしまいます。乳歯は、歯の質が弱く、さらに子どもは抵抗力が弱いために、永久歯に比べて虫歯のリスクは高いと言えます。また、自分で口腔内を管理することが困難のため、お父様やお母様の管理がとても重要です。

ランパントカリエスになると、永久歯の生え変わりや将来の歯並びに影響が出て来ます。

しっかりとした咀嚼ができず、顎の骨の成長が抑制されます。乳歯より大きな永久歯が生えるためには、乳歯列の時にしっかり顎の骨を成長(拡大)しておかなければなりません。乳歯列が完成する3歳から永久歯萌出が始まる6歳までの間は、しっかりご飯を“噛む”と言うことを覚えなければならない時期なのです。

子どもの虫歯の予防方法は?

まずは間食を制限することが大切です。間食が多いと、1日中むし歯になりやすいお口の環境が続き、虫歯になりやすいお口に環境になってしまいます。また、仕上げ磨きは必ず行うようにしましょう。お子様が歯ブラシを持って磨く時間も、歯磨きの習慣づけと言う意味で大切です。しかし、お子様に自分の歯を管理することは非常に困難のため、お母様が仕上げ磨きをしてしっかり管理してあげてください。

定期検診のペースは?

1歳半検診、3歳検診は、必ず受診しましょう。本多歯科では、永久歯生え変わりの時期の虫歯治療や乳歯抜歯のことも考慮して、歯医者さんに慣れていただくために、年3回の検診とフッ素塗布をオススメしています。春休み、夏休み、冬休みを利用して歯医者さんに定期検診にお越しください。

 

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